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ようこそ! 着物屋さんまつかわやのスタッフブログ2024年11月25日(月) 06:24 JST

中毒性抜群!周りと圧倒的な差をつける超ド派手で高級なお着物。【江戸時代の天才絵師 伊藤若冲の逸品】

  • 2021年2月16日(火) 15:18 JST投稿者:

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本日紹介するのが、
二月のイベントで出展予定である
作家『伊藤若冲』先生の超ド派手な訪問着でございます!

 

【紹介内容】

〇作家
天才絵師、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の作品を着物にしたものになります。

ちなみに伊藤若沖は江戸時代の絵師で
この独特な作風が魅力の絵師になります。


その当時は専門教育を受けるのがほとんどだったみたいですが、
若冲さんは独学で絵を学んでいったようです。


その当時でも他には無いような、
かなり変わった作風だったみたいです。
 

特に動物や植物を描くのが多かったようで、
この鮮やかな色使いとリアルでインパクトのある
作風が若冲という存在を広めていったようですね。

 


〇デザイン

そんな若冲の作品を着物にしたのがこの訪問着になります。


すごい迫力のある孔雀が描かれていて、
とにかく柄の細部の一つ一つがとても細かく書かれています。


本当に絵画をみてるような感じです。


右の袖後には日の出がも描かれていて、
全体的に粋な雰囲気があると思います。

 

普通の着物に比べるとかなり個性的な柄行ですので
好き嫌いがハッキリすると思いますが、
こういう着物を着こなしたら、
すごくカッコ良くなると思いますよ。

 

 

〇色彩

もう一つ若冲さんの特徴と言えば、
この色使いにあると思います。


着物の地色は落ち着いた辛子色ですが、
それに映えるように柄自体は色とりどりな色彩で
派手やかで目立った感じになってます。


デザインも色使いもかなり印象に残る訪問着ですね。

 

 

着物の醍醐味! 季節感あふれる大人の着こなしで、ワンランク上の着物ライフを。【桜柄の期間限定きもの】

  • 2021年2月13日(土) 16:13 JST投稿者:

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本日紹介するのが、
二月のイベントで出展予定である
『菱健』の華やかな訪問着でございます!

着物の醍醐味である季節感のある着こなしをしたい!
と言う方には是非見て頂きたい商品となっております!

 

【紹介内容】

〇ブランド
着物を創作したのは京都の菱健さんという
創業70年くらいの染匠なります。


菱健さんはとても有名で、
よく着物雑誌などでも取り上げられていますので
着物好きな人なら知ってるという方も多いのではないでしょうか。

 

菱健さんの私なりの印象は
とにかく染めが綺麗でデザインも上品な感じが多いような気がします。


ただ、今回の訪問着は迫力があって一目見たときのインパクトがあります。

 


〇デザイン
柄行は黒地をベースに着物全体的に垂桜が描かれた
一目でランクが高いのが分かる一枚になってます。


桜の花のところとか丁寧に描かれているのが分かりますし、
朴(ぼく)のところの染めも凄くリアルな感じで
こういうひび割れたような染め方など細かい仕事が
着物に迫力を与えてくれます。

 


〇季節感
訪問着の柄ゆきは全体的に描かれた桜になります。


花には季節感があるので時期を選ぶのですが、
桜は日本を代表する花ということで
季節を選ばすに着ることができます。


ただ、こちらは朴まで描かれていて、
見た目の季節感が強く出ているので
やはり春ごろに着て頂くのが良いかと思います。


その季節だけとしか着れないというのはもったいない
と思う方も多いと思いますが、
逆に着物姿に季節感が出て目を惹く素敵さがありますよ。

 

着物を本当に愛してる方に持っていただきたい超希少で特別な一枚!【七代目お気に入りブランド】

  • 2021年2月10日(水) 11:14 JST投稿者:

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本日紹介するのが、
二月のイベントで出展予定である
『一富士』の特別な訪問着でございます!

着物が大好きで何枚も持っているけど、他には無い着物が欲しい!
と言う方には是非見て頂きたい商品となっております!

 

 

【紹介内容】

〇ブランド
もう無くなってしまったが、
京都の超一流ブランド「染の北川」さんで長年経験を積まれて
約8年ほど前に独立されて「一富司」というブランドを作られた。


本染にこだわった作品を作り続けており、
当店でも何度か仕入れの際に一富司さんの着物を入れたことがあるが、
染めもデザインセンスも抜群に良いブランド。


〇デザイン
全体的に雲取りのデザインがされていて、
少し抑えたトーンの茶系や濃紺といった渋めの色使いで染められています。


ただの雲取りだけではなく細かい仕事もさせていて
生地全体に辻が花文様が描かれています。


少し粋な雰囲気がある訪問着ですので
帯合わせでカッコ良くコーデして頂ければ思います。

 

〇技法
柄ゆきは職人の手描きで描かれているのですが、
その他にも様々な技法が入っております。

 

(辻が花の部分)
一つは「かちん染め」と言って墨を使って細い線で描いていく技法です。


昔はトクサを何本か束ねて焼いて炭にしたものをカチン棒と言い、
そのカチン棒を水に溶いた染料で染めたのでカチン染と言われるみたいです。

 

(つぶつぶの絞りの事)
他にも絞り染めも施されていて
一つは絞りの代表的な鹿の子絞りです。


生地の一つ一つを糸で巻いていき染めることによって
こういった模様になります。
最近はこの技法をする職人さんも少なくなっているようです。

 

(染め分けのところ)
あと桶絞りで、これは文字通り桶を使った絞り染めで、
染める部分だけ生地を出して
染めない部分は全て桶の中に入れて蓋をしてから桶ごと染料の中に入れて染め上げます。


そうして出来た絞り染めが、染め分けの部分に入っている染めになります。

 

(刺繍部分)
あとは柄のポイントで金駒刺繍といって
糸を金箔で巻いたもので刺繍がされています。

 

他にも様々な技法を集結させて創り上げたのが今回の訪問着になります。

 

初めてのお着物に迷ったらこれをオススメします!【八代目セレクト訪問着】

  • 2021年2月 2日(火) 13:07 JST投稿者:

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本日紹介するのが、
二月のイベントで出展予定である
京都の名門染匠『白木周生』の訪問着でございます!

初めてのお着物にオススメの八代目セレクト逸品となっております!

 

 

【紹介内容】

〇ブランド

白木周生さんは京都にある染匠で
先代から引き継がれて2代目になります。


着物業界でも有名な染匠で一流どころの着物メーカーからの染めも請負っている
染匠の中でも間違いなく高い技術を持っているところです。

 

〇染め 手描き糸目友禅(てがきいとめゆうぜん)

白木さんの染めの特徴としては
糸目友禅にこだわっているところだと思います。

 

糸目友禅とは柄の輪郭部分にある白い線のような部分を差します。


これがどうゆう技法かというと
柄の輪郭に沿って糊を置いた跡になり、
糊を置いた部分は染まらないので白く線のようになります。


これをすることによって
染料が流れてしまわないようにする技法になります。

 

この糊を置いていくのが難しく
一定の太さの線で引いていかなければいけないので
熟練された職人の技術が必要になってきます。


白木さんはこの糸目友禅の作業を
一流の職人たちで仕上げいくことにこだわりを持って着物制作をしているようです。

 

〇柄ゆき

今回の白木さんの訪問着は
落ち着いたピンク色で染められた上品な雰囲気になっています。


先ほどの糸目友禅以外にもぼかし染めといった技法も施されていて
全体的にも優しい感じがします。


柄の部分にも色々な色彩が入っていて
可愛らしい感じがありますので初めて訪問着を買われるという
若い方にもおすすめしたい訪問着ですね。

 

歌舞伎や舞台にオススメの最高級おしゃれキモノ【しょうざん】

  • 2021年2月 1日(月) 11:11 JST投稿者:

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本日紹介するのが、
二月のイベントで出展予定である
有名ブランドしょうざんの作品です!

歌舞伎や舞台にオススメの最高級の逸品となっております!

 

【紹介内容】

〇ブランド 
しょうざんは京都にある70年以上続くメーカーになります。


着物の特徴と言えば「生紬」と言われる絹地で、
これはしょうざんが商品登録して命名したブランド名になります。


人気の高い理由としては、
独特な風合いの生地とデザインも茶屋辻など古典の美しいものから
他にはないような奇抜なデザインのものまで作られるので
着物好きな方からも凄く人気があります。

 

〇生地
生紬が何かというと、
簡単にまとめると玉繭(たままゆ)という二匹以上の蚕(かいこ)から
作られた繭(まゆ)の糸で織り上げたものになります。

 

この糸を玉糸(たまいと)と言いますが、
糸自体をあまり精練しないことによって
繭本来の自然な風合いを出しています。

 

ちなみにこの玉繭は昔は
製糸(せいし)に不向きな繭ということで
捨てられたりしていたそうです。

 

この玉糸で織られた絹地は
肌触りが良く程よいシャリ感があって
節(だまになっている部分)も入った
素朴な風合いになってくれます。


着たときも独特なハリ感があって着心地がよく、
仕立て方も袷はもちろん単衣にも向いてます。

 

〇染め
この着物の染めの特徴としては
一珍染(いっちんそめ)という技法が使われています。

 

この一珍染めは
桃山時代の染色技法のひとつだったのですが
昭和時代に一度消滅してしまいました。


それから近年になって
その独特な染め技法が再注目されて、
もう一度職人たちが復活させた技法です。

 

染めの中にあるひび割れた部分が一珍染めになります。

 

どうゆう染めからというと、
まず一珍糊(いっちんのり)という小麦粉と
石灰を糊状にしたものを生地に置いていきます。

 

この一珍糊は
ひび割れを起こしやすい特性をもっているので、
糊が乾いたらそれを職人が手作業で
ひび割れを入れていきます。

 

そのひび割れのとろこに染料が入ると、
このようなデザインになります。

 

このひび割れを入れるという技術が難しく
また染め方もムラがないようにしないといけないので
非常に手間暇と職人の技術が必要な技法になります。


着物によってはこの一珍染で
一年以上の時間が掛かることもあるそうです。

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