先日の金婚式で奥さんがお召しになっていたお着物を持ってこられました。
着用したあとはすぐに衿と袖口を揮発油で拭いて、次に着る時の為にきちんとお手入れされるそうです。
このお着物はお正月にまた着る予定があるので、今回は御自分で衿と袖口を拭いておき、
お正月が終わって、暫く着る予定がなくなったら悉皆屋さんにお手入れに出すのですね。
こうやってそのつどきちんとお手入れすることが、着物を長持ちさせる秘訣ですね。
奥さんとお話してると、お着物のことに限らず、とっても勉強になります。。。
お料理のお話なんかも沢山して下さって、楽しいんですよ♪♪♪
で、金婚式で3時間ほど座りっぱなしだったのでおしりのシワがアイロンでは取れず、和裁用のアイロンで取るために
お店に持ってこられたのです。
結構激しいシワだったので、アイロンと蒸気で必死でとらせてもらいましたよー(汗)
江戸友禅絵師 伊藤幽水先生作です!!
凄いです!
最大の特徴は楊枝蒔糊という特殊な手法と一珍染を用いる技だそうで、
近くで見ると、とっても繊細で丁寧な手法だということがわかります。
こんな素晴らしいお着物を間近で見ることが出来て、とっても幸せでした~~~
ではでは、今日はこの辺で・・・・
つづく。