いつかこのブログに書きたいと思っていた、
美しい着物畳み方!!!!!
着物のたたみ方も知らない人がほとんどの今、
着物がたためるだけでも凄いと思います。
が!!!!!!!
着物のたたみ方は奥が深いのです。
和裁士としてだと、仕上げのほとんどは畳み方で決まります。
和裁士でなくても、普段から着物を本当に綺麗に畳んでおけば、プレスなんかほぼいらないのです。
なので、KOMAは着物を脱いだらすぐに着物は畳みます。
これは絶対です。
たとう紙に入れて、上から他の着物を置いておけば、次着るときにもはシワもほとんど取れますよ。
汗が気になるときも、乾かすのは数時間で充分です。(それより汗は汗抜きのほうが大事)
袷の着物をハンガーに吊りっぱなしが一番着物には悪いです。(雨の日は特に最悪です)
洋服とは違って着物は平らにして置きましょう!!!!
着物の畳み方の上級編(KOMAバージョン)です☆☆着物の畳み方を知っている人向けに書きますので、
知らない人はもっと練習してから見てください。
※あくまでKOMAの美しい畳み方です。和裁士さんによって美しい畳み方は違いますのであしからず☆
綺麗な着物ライフの参考にして下さい♪

←衿側 裾側→
基本的には衿を左にして畳みます。逆の方は頑張って反転させてください笑

KOMAは半畳くらいで畳みます。
動くのはしんどいですから。仕事はコンパクトに。
衿より下側。裾の方だけとりあえず畳みます。

①裾は出来るだけ揃えておきましょう☆

ここは解りますよね。

②おくみ線が絶対にずれないこと!!!!!ここはかなり重要。ほとんどの人がここを適当に済ませます。
KOMAは数ミリずれても嫌なので、これくらい細かく合わせます。



しつこいけど、ここがポイントです。
ここがずれると、畳んだときに背も脇もすべてがずれます。
美しい畳方のコツです。


ここは解りますよね☆

ここも揃える~~~~~~~~~

③脇線を絶対に揃える!!!!!!!
おくみ線を揃えておけば、ある程度美しく揃いますが、
ここで手を抜いてはいけません!!!!!脇同士を絶対にずらしてはいけません。

ここまでで衿から下が平らに美しく畳めました!!!

ついでに裾線も揃えておくとなお美しい!!!

④ここはKOMAの独特なやり方ですが、せっかく畳んだ裾がずれないように出し巻き玉子みたいに2回ほど巻いておきます。

こんな感じで、とりあえず置いとく。


ここからはみんなの苦手な衿です☆☆

⑤動かないように衿先を押さえながら、天の角を探しましょう!!!!
これが重要です☆☆ここが解ればなんとかなります☆☆

衿の下側に手刀を入れます。これは身頃を平らにする為です。
ぐちゃぐちゃになっている事がありますから☆☆必ず、衿先は動かないように抑えて下さい!!!


天のところまでしっかり平らにしましょう☆☆

こんな感じ。

ここからは結構、勘です笑
でも天の角を中心に衿は平らになるはずです。




天が決まったら、ここでまたしつこく、、、、
⑦衿線を揃える!!!!!!


掛け衿も揃えておきましょう!!!

こんな感じ。

ここは解りますよね

⑧そして!!!!!!脇線を揃える!!!!!!絶対にずらさない!!!!

そしたら、自然に平らになるはずです♪


袖を折り返します。袖振りもずれちゃだめよ~~~~~

さしが有れば入れると良いですが、無ければ、折った後に手刀をいれておくと良いです♪

角は美しく!!!!!
さて、反対側の袖を畳むコツです☆☆

すべてをひっくり返すと大変なので、袖のところだけひっくり返します♪
このとき、せっかく揃えておいた脇線や袖がずれないように①の袖底を押さえて起きましょう☆
②の肩山と裾をつかんでひっくり返して下さい♪

勢いをつけてひっくり返さないと駄目ですよ♪


ここは解りますね♪



反対側の袖もきっちり揃えましょう♪

とにかく揃える!!!!
ずれていたら調整!!!!!


こんなところもずれてたらかっこ悪い☆☆

↑は衿先の辺りです☆☆揃えておきましょう。

畳み終わればペッたんこに見えるはずです♪

反対側から見ても揃っています☆☆☆
これで仕舞えば、次着るときにもシワもなく綺麗な着物が着れるはずです♪
とにかく揃える!!!!!
やってみて下さい♪