袖の丸み
- 2013年1月18日(金) 17:57 JST投稿者: ゲストユーザ
久しぶりに和裁のお仕事をしました☆☆
振袖の袖丈直し☆☆
写真にとってみました。
袖先のの丸みってどうやってできているか見てみてください♪
和裁用の針です☆☆
数字は針の太さと長さを表わしています。
KOMAは縫い針とまち針は兼用です。
まずは袖底を縫います。
丸みの部分は二重に縫っておきます。
これは袖底の部分。
袖の丈で針をうったら袖底と縫って、袖丸みの型を置きます。
二重に縫っておいたほうの外側をひっぱると、綺麗に丸みの形になりますよ♪
なかなか面白いです♪
丸みを綺麗に保ったまま、余った縫いしろはひだをとっていきます。
ごろごろにならないように、重ならないよう、綺麗に☆☆
こて(アイロンみたいなの)で、熱をくわえて、固めます。
縫いしろをすべてひだをとって、重ねるとこんな感じ♪
ペッったんこになりました☆☆
ぺったんこが崩れないように糸で留めます。
ひっくり返すと丸みがついていますが、これではまだ不安定なので、
ここでシツケをかけます。
しつけは意味があるんですよ☆☆
しつけをかけた後に、こてで熱を加えて安定させます。
すると・・・・
綺麗な丸みになりますよ♪♪♪
最後に、解いたところをくけます。
「くける」というのは上の写真の様に、4枚重なっている布の、内側の布だけを縫っていきます。
なので針は見えません。
ここは和裁の基本です。
袖丈直しが出来ました♪♪♪
他にも和裁にはびっくりするような仕組みや縫い方が沢山です♪♪
洋服とは全く違うので、着物の仕組みが分かるとおもしろいですよ☆☆