展示会も終わり、仕事が落ち着いてきましたので、
和裁にも手が付けられるようになりました☆☆
久しぶりに、お袖縫い☆☆
昔、和裁を修行中は、なかなか着物を縫わせてもらえません。
初めは2年間、長襦袢ばかり200枚くらい縫ったあと、
やっと、着物を縫わせてもらえますが、いきなりではありません。
初めは着物の先輩の着物のお袖ばかり何枚も縫った後、
やっと、着物を縫わせてもらえます。
そして、和裁はひたすら時間との戦い。
片袖だと、45分で完璧に縫えないと、試験にうかるのは難しいです☆☆
和裁の道具は、こんな感じ☆☆
糸は絹で、「手縫い糸」です☆
色はた~くさんありますので、一番合う色を選んで使います。主にシールスや都の絹糸を使っています☆
「絹針」の穴には、まず皆が穴の小ささに驚きます。糸を通すときあまりの小ささにみんなびっくりするようです。
0.7ミリくらいかな。針の穴には感覚で糸を入れます♪
針の長さと太さで、いろんなサイズがありますが、KOMAの縫い針は四の二というサイズですよ。
「マチ針」はKOMAは四の四の縫い針をマチ針にします。よく見る頭に玉がついていたりするマチ針は
使いません。
「せっけん」は線をひくのに使いますよ♪チャコペンシルは使いません☆線を引くのも時間短縮の技なのです。
「丸み」というのは、袖の角に丸みをつけるための道具です♪
丸みの大きさによって、振袖などは大きな丸みを使いますよ。
「水の入ったスプレー」これはプロのアイテムですので、真似しないでくださいね。
あて布を水でほどよく濡らして、コテをあてると、強烈なスチームアイロンみたいなものです。
ただ、加減が難しいので、学校でも初心者の時には使わせてもらえません。
ちなみにほとんどの人が使う、くけ台という和裁には欠かせない道具がありますが・・・
KOMAは男仕立てというくけ台を使わない方法で仕立てます。くけ台のかわりに足を使って仕事をします。
最後に「なぞのビン」
なんでしょう☆☆
テレビの和風本舗でもクイズになっていました♪
何かを入れるものです
↓↓↓↓↓↓↓↓
答えは、折れ針入れです♪
折れ針は、最後は神社で供養します。
こんにゃくに刺して供養するんですよ^^
ビンは卒業式で後輩にもらったものです♪まだ、これだけしか溜まってません・・・・・仕事してませんね。